目標時間から必要帯域を逆算する
開くTCPスループット推定
長距離回線や拠点間通信で、TCPウィンドウ、RTT、並列ストリーム数、実効効率からスループットを概算できます。
条件入力
TCPウィンドウサイズ、RTT、並列数からスループット上限の目安を計算します。
結論
推定TCPスループット
2.048Gbps(約256MB/s)表示値は読みやすさのため丸めています。内部計算は丸めずに行っています。
詳細
- 1ストリーム理論値
- 2.56Gbps(約320MB/s)
- TCPウィンドウ
- 16MB
- RTT
- 50ms
- 並列ストリーム数
- 1本
- 実効効率
- 80%
| 並列数 | 推定スループット |
|---|---|
| 1本 | 2.048Gbps(約256MB/s) |
| 2本 | 4.096Gbps(約512MB/s) |
| 4本 | 8.192Gbps(約1,024MB/s) |
| 8本 | 16.38Gbps(約2,048MB/s) |
報告・見積もり用テキスト
TCPウィンドウ16MB、RTT 50ms、1本、実効効率80%の場合、概算スループットは約2.048Gbps(約256MB/s)です。 1ストリームかつ効率補正前の理論値は約2.56Gbps(約320MB/s)です。 実際のTCP性能は輻輳制御、パケットロス、再送、OS設定、アプリケーションの送受信処理に左右されます。 この結果は長距離回線や拠点間通信で、ウィンドウサイズや並列数の目安を確認するための概算です。
計算例
計算式
推定bps = TCPウィンドウサイズ(bits) / RTT(秒) * 並列ストリーム数 * 実効効率。BDPの考え方に基づく概算です。
入力項目の見方
- TCPウィンドウは送信側・受信側・OS設定で有効になるウィンドウサイズの目安です。
- RTTは往復遅延です。拠点間や海外リージョン間ではスループット上限に強く効きます。
- 並列ストリーム数は複数コネクションで転送する場合の概算補正です。
使いどころ
長距離回線で期待速度が出ない理由の説明、TCPウィンドウや並列数の検討、バックアップやファイル転送の初期見積もりに使えます。
実務上の注意
- TCPウィンドウとRTTから見える値は上限目安であり、実測スループットを保証するものではありません。
- パケットロス、輻輳制御、OS設定、アプリケーション処理、暗号化、ストレージI/Oにより結果は変わります。
- 長距離転送では複数ストリームやウィンドウ調整が効く場合がありますが、相手側やネットワークの制限も確認してください。