転送・帯域

必要帯域計算

データ容量、目標転送時間、実効効率から、必要な通信速度を理論値と実務目安に分けて確認できます。

このページは必要帯域の逆算向けです。容量と速度から所要時間を見たい場合は転送時間計算を使ってください。

いつ使うか

いつ使うか バックアップ、移行、レプリケーション、大容量配布の前に必要帯域や作業時間を見積もるときに使います。
誰向けか インフラ、ネットワーク、SRE、移行・バックアップ計画担当者向けです。
何が分かるか 必要bps、Kbps/Mbps/Gbps、MB/s、実効効率別の比較が分かります。
次に使う関連ツール バックアップ時間 syslog帯域 容量成長率

条件入力

送信したい容量と完了させたい時間から、必要な通信速度を逆算します。

目標転送時間
結論

必要な通信速度

16.67Mbps

表示値は読みやすさのため丸めています。内部計算は丸めずに行っています。

詳細
bps
16,666,667bps
Kbps
16,667Kbps
Mbps
16.67Mbps
Gbps
0.0167Gbps
転送速度
2.083MB/s
目標転送時間
10分
データ容量
1GB(8,000,000,000bits)
実効効率
80%
理論値(100%)
13.33Mbps(1.667MB/s)
実務目安
実効効率80%では、16.67Mbps以上を目安にしてください。

結果の読み方

必要帯域は、入力した容量を指定時間内に送るための逆算値です。契約速度の保証値ではなく、実効効率、再送、暗号化、I/O待ちを含めた見積もりの出発点として読みます。

次のアクション

  • 実効効率別の比較表で、60%から80%程度でも時間内に収まるか確認する。
  • バックアップや移行の時間帯、帯域制御、他業務通信への影響を確認する。
  • 容量や目標時間が変わる場合は、転送時間計算やバックアップ時間枠計算でも確認する。

報告・確認用テキスト

報告・見積もり用テキストを使い、容量、目標時間、実効効率、必要Mbps/Gbps、注意点をセットで共有してください。

注意点

  • 計算はブラウザ内で完結し、外部通信や保存は行いません。
  • 契約速度、実測値、VPN/Wi-Fi、ディスクI/O、サーバ負荷により実効速度は変わります。
  • 本番計画では実測スループットとピーク時の混雑状況を確認してください。
実効効率別の必要帯域比較
実効効率bpsKbpsMbpsGbpsMB/s
100%13,333,333bps13,333Kbps13.33Mbps0.0133Gbps1.667MB/s
80%16,666,667bps16,667Kbps16.67Mbps0.0167Gbps2.083MB/s
60%22,222,222bps22,222Kbps22.22Mbps0.0222Gbps2.778MB/s
40%33,333,333bps33,333Kbps33.33Mbps0.0333Gbps4.167MB/s

報告・見積もり用テキスト

1GBを10分で転送する場合、理論値では約13.33Mbpsが必要です。
実効効率80%で見る場合は、約16.67Mbps以上を見込むと安全です。
回線契約速度と実効転送速度は異なるため、VPN、Wi-Fi、TCP再送、ディスクI/O、サーバ負荷、プロトコルオーバーヘッド、混雑なども考慮してください。
この結果は概算であり、保証値ではありません。本番計画では可能な範囲で実測スループットも確認してください。

計算例

計算式

必要bps = データ容量(bits) / 目標秒数 / 実効効率。実効効率はパーセントを100で割って扱います。KB/MB/GB/TBはdecimal、KiB/MiB/GiB/TiBはbinaryとして扱います。

入力項目の見方

  • データ容量は送信したいファイルやバックアップの合計サイズです。
  • 目標転送時間は完了させたい時間枠です。業務影響を避ける場合は、許容できる作業時間より短めに設定します。
  • 実効効率は回線速度がそのまま使えない前提を入れるための値です。VPNやWi-Fiを含む経路では低めの値が目安になります。

使いどころ

バックアップ回線、移行作業、定期レプリケーション、大容量配布の帯域目安を決めるときに使えます。結果は契約速度の選定だけでなく、作業時間帯や帯域制御の検討にも利用できます。

実務上の注意

  • 回線契約速度と実効転送速度は異なります。契約上の最大速度だけでなく実測値も確認してください。
  • VPN、Wi-Fi、TCP再送、ディスクI/O、サーバ負荷、プロトコルオーバーヘッド、混雑により結果より大きな帯域が必要になることがあります。
  • この計算結果は見積もりであり、保証された帯域要件ではありません。
  • 本番計画では、可能な範囲で実測スループットやピーク時の混雑状況を確認してください。
  • バックアップや大量配信では、他業務の通信を圧迫しない時間帯もあわせて検討してください。